時 (時)

1×10⁻³ s

時間は、事象の発生や変化の推移を計測・記述するための物理量であり、国際単位系(SI)における基本量の一つです。時間の基本単位は「秒(s)」であり、1967年以降はセシウム133原子の摂動を受けない基底状態の2つの超微細準位間の遷移に対応する放射の周期の91億9263万1770倍として厳密に定義されています。人類は古くから地球の自転や公転といった天体運動を基準に時間を計測してきましたが、科学技術の発展に伴い、天文学的な定義からより普遍的で再現性の高い原子物理学的な定義へと移行しました。日常や科学技術の領域では、秒のほかにも分、時間、日、年といった国際単位系と併用される単位や、ミリ秒、マイクロ秒のようなSI接頭語を伴う小数単位が幅広く用いられています。